プロミスの過払い金請求ができる条件・返還率・期間
プロミスという消費者金融で借り入れした人は、過払い金を返してもらえるかもしれません。過払い金を返してもらうには、自分でやっても、専門家に頼んでもいいです。また貸金業者と話し合ったり、裁判したりすることで過払い金を取り戻すこともできます。
どの方法を使っても、過払い金を返してもらう期間や、返してもらえる割合は違ってきます。過払い金を請求することにはデメリットもありますが、弁護士や司法書士に過払い金請求を依頼すると、デメリットを回避して、大きなメリットを得ることができます。
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プロミスの過払い金請求ができる条件
プロミス、ポケットバンク、クラヴィスから借り入れをした人は、過払い金を返してもらえる可能性があります。
特に、2007年12月18日以前にプロミス(PALカード、プロミスカード、プロミスJCBカード)で借り入れした人、2008年4月20日以前にプロミスと吸収合併したポケットバンクで借り入れをした人、2012年7月に破産したクラヴィス(旧タンポート、旧クオークローン)からプロミスへ契約を切り替えた人は、過払い金請求ができます。
また、借金を完済していても、返済中であっても、亡くなってしまったご家族が借り入れをしていた場合でも過払い金請求ができます。
プロミスの過払い金が発生する仕組み
貸金業者からの借り入れには、利息制限法と出資法の2つの法律で上限金利が定められています。利息制限法の金利が20.00%、出資法の金利が29.20%とされていました。
のちに法改正がされるまでは、利息制限法と出資法のどちらかの上限金利を決めて貸し付けることができたので、プロミスは25.55%、ポケットバンクは29.00%、クラヴィスは20.00%と、出資法の上限金利である29.2%を超えないように貸し付けをしていました。
しかし、2010年6月に出資法と貸金業法が改正されたことで、貸し付けの上限金利が出資法の金利29.2%から、利息制限法の金利20.0%に引き下げられました。
プロミスは2007年12月19日に、ポケットバンクは2008年4月21日に、利息制限法の上限金利である「20.00%以内」に変更しています。クラヴィスは、2007年9月に貸し付けを停止しています。
2007年12月18日以前からプロミスで借り入れ、もしくは、2008年4月20日以前からポケットバンクで借り入れした方は、グレーゾーン金利と呼ばれる、利息制限法と出資法の金利差で払いすぎていた利息を、過払い金として、プロミスに過払い金の返還請求をすることができます。
借り入れ金額によって上限金利が変わります。借り入れ金額が10万円未満の場合は上限金利20%、10万円以上100万円未満の場合は上限金利18%、100万円以上の場合は上限金利15%です。
2007年12月19日以降にプロミスで、2008年4月21日以降ポケットバンクで借り入れした方の場合は、上限金利が利息制限法で定められた金利の範囲内なので、過払い金が発生しません。
プロミスと吸収合併したアットローンの借り入れや、2007年9月にクラヴィスが貸し付けを停止する前に、プロミスへ契約を切り替えることなく、債権譲渡された借り入れは、過払い金が発生しないことがあります。
また、プロミスが発行しているショッピング機能付きのプロミスJCBカードを利用した場合に発生する立て替え金や分割手数料は、過払い金には該当しないことがあります。
過去に過払い金を請求しないという条件で利息のカットや減額をしてもらった場合には、過払い金が発生しているにも関わらず、取り戻すことができない可能性があります。
借り入れ金額と返済回数で増減する過払い金の金額
借り入れ金額と返済回数で過払い金の金額が増減します。
借り入れ金額と返済回数が少ない場合は、プロミスに支払っている利息が少ないので、発生する過払い金も少ないです。一方で、借り入れ金額と返済回数が多い場合は、プロミスに支払っている利息がそのぶん多いので、発生する過払い金も多いです。
プロミスへの返済方法には、一括払いとリボルビング払いがあります。
リボルビング払いで返済している場合は、借り入れの返済回数が多くなるので、一括払いでの返済よりも発生する過払い金が多くなります。
プロミスの上限金利の変化
プロミスは、2007年に利息制限法で定められた上限金利に変更しています。しかし、それ以前にも何度か上限金利を変更しているため、借り入れた時期の金利によって発生している過払い金の金額が異なります。
特に、1997年から10年間プロミスから借り入れ、返済をしている方よりも、1989年から10年間プロミスから借り入れ、返済をしている方のほうが、高い金利で借り入れをしているため、過払い金の金額は多くなります。
金利を変更した年 |
金利の上限 |
1987年 |
36.50% |
1988年 |
32.00% |
1989年 |
29.20% |
1995年 |
28.47% |
1997年 |
25.55% |
2007年 |
17.80% |
プロミスに過払い金請求ができなくなるリスク
時効が成立してプロミスに過払い金請求ができなくなる
過払い金には時効があり、最後の取引から10年が経過すると時効が成立して、プロミスから過払い金を取り戻すことができなくなります。
プロミスJCBカードをショッピングで利用した、借り入れを返済した日は関係がなく、あくまでも最後の借り入れをした日、返済の手続きをした日です。借り入れに関する情報は、プロミスから取引履歴を取り寄せることで確認することができます。
取引履歴は、プロミスから郵送、あるいはプロミスの窓口で直接取り寄せることができます。
倒産してプロミスに過払い金請求ができなくなる
プロミス(現在SMBCコンシューマーファイナンス)は、銀行系の消費者金融であり、経営は安定しているため、倒産のリスクは少ないですが、消費者金融の最大手であった武富士がかつて倒産したように、万が一、倒産してしまった場合、過払い金を請求することができなくなる可能性があります。
プロミスの過払い金請求にかかる期間と過払い金の返還率
話し合い和解をするか、裁判をするかによって、過払い金を取り戻すまでにかかる期間(返還期間)と、発生する過払い金に対して実際に返還される金額の割合(返還率)が違います。
話し合いによる交渉で和解した場合は、返還期間が短くなりますが、取り戻せる過払い金が少なくなる傾向があります。一方で、裁判をする場合は、返還期間が長くなりますが、取り戻せる過払い金が多くなる上に、過払い金の元本に対する利息もあわせて取り戻せる可能性があります。
プロミス(現SMBCコンシューマーファイナンス)は、消費者金融の大手で過払い金請求の対応を多く経験しているので、話し合いや裁判においてプロミスが有利な立場となるように交渉をしてきます。
自分で過払い金請求をすることもできますが、貸金業者との交渉に慣れていないので返還期間が長くなったり、過払い金の返還率が悪くなって取り戻せる金額が少なくなるので、過払い金請求を専門的にあつかっていて、プロミスと交渉経験が豊富な司法書士や弁護士に依頼するべきです。
司法書士・弁護士に依頼してかかる期間と返還率
話し合いで和解(任意交渉)
返還期間
3か月~
返還率
~70%
裁判で判決
返還期間
4か月~
返還率
~100%+利息
上記に記載している返還期間・返済率は、プロミスの過払い金請求の目安であって、必ずしも当てはまるものではありません
上記に記載している返還期間・返済率は借り入れの状況、プロミスの経営状況によってかわります
過払い金が返還されるまでの期間によって、過払い金の元本に対する利息はかわります
過払い金請求のシミュレーション
例1:150万円の借り入れを完済して過払い金請求
借入金額:150万円
返済回数:60回
過払い金:68.0万円
話し合いで和解(任意交渉)した場合は、期間が3ヶ月程度、およそ48.0万円(返還率70%)の過払い金がプロミスから取り戻せる可能性があります。
裁判をした場合は、期間が4ヶ月程度、およそ41.0万円(返還率100%)の過払い金と利息をあわせてプロミスから取り戻せる可能性があります。
例2:300万円の借り入れを完済して過払い金請求した例
借入金額:300万円
返済回数:60回
過払い金:137.5万円
話し合いで和解(任意交渉)した場合は、期間が3ヶ月程度、およそ96.2万円(返還率70%)の過払い金がプロミスから取り戻せる可能性があります。
裁判をした場合は、期間が4ヶ月程度、およそ68.0万円(返還率100%)の過払い金と利息をあわせてプロミスから取り戻せる可能性があります。
プロミスの過払い金を取り戻すまでの流れ
プロミスから取引履歴を取り寄せる
過払い金請求をする前に、プロミスから取引履歴を取り寄せます。取引履歴には、借り入れしたときの金利・金額・日付、返済した金額・日付が記載されています。
プロミスの取引履歴は、プロミスに電話で問い合わせる、直接窓口へ行く、個人情報開示申込書をプロミスに郵送する、ことで取り寄せることができます。
プロミスから借り入れをした取引の履歴を知りたい場合は、プロミスに電話で問い合わせをし、2週間ほどで届きます。
ポケットバンクやアットローン、クラヴィスの取引履歴も、プロミスが引き継いでいるので、プロミスに対して取引履歴を見せてもらえるように開示請求をしてください。
プロミスから取引履歴を取り寄せるときの注意点
過払い金請求をする目的を伝えない
プロミスから取引履歴を取り寄せるときに、過払い金請求をするといった目的を伝えないように注意してください。
「返済義務がないと知っていて、任意で返済した借金の過払い金は請求することができない」といった内容が、民法705条によって定められています。
プロミスに過払い金請求する目的を伝えた上で返済を続けていると、過払い金が少なくなってしまう場合や、過払い金を取り戻せなくなる可能性があります。
ゼロ和解しない
プロミスから取引履歴を取り寄せるときに、プロミスから「借り入れを0円にする(ゼロ和解)」、「利息を減額する和解書にサインをする」ことが提示されることがあります。
プロミスからの条件で和解した場合に、過払い金請求をする権利を放棄することが和解書に記載されていると、過払い金請求が発生していたとしても、過払い金請求をすることができなくなります。
過払い金の引き直し計算をする
プロミスから取引履歴を取り寄せたら、引き直し計算をして、過払い金がいくら発生するのかを算出します。引き直し計算には、エクセルと利息計算ソフトを使用します。
利息計算ソフトは、名古屋消費者信用問題研究会、アドリテム無司法書士法人がインターネット上で無料配布しています。
利息計算ソフトに、取引履歴の内容(金利・金額・日付、返済金額・日付)を入力すれば計算することができます。
引き直し計算を自分でするリスク
引き直し計算を自分ですると、複雑な計算を間違える可能性があります。
引き直し計算は、過払い金を請求するための重要なポイントですが、自分で計算をして金額を1円でも間違えると、取り戻せる過払い金が少なくなることや、プロミスに過払い金の返還を断られてしますリスクがあります。
司法書士や弁護士といった専門家に依頼をすることで、自分で引き直し計算をして間違えるリスクがなくなるので、1円でも多く、過払い金を取り戻すことができます。
プロミスへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を送る
取引履歴をもとにして引き直し計算をしたあと、プロミスへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を内容証明郵便で送ります。
内容証明郵便で送ることで、いつ、誰が、どこに送ったかを証明することができるので、記録として残すことができます。
過払い金返還請求書の内容 |
・日付 ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社(ポケットバンク、クラヴィス、アットローン) ・SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の代表名 ・名前 ・住所 ・連絡先 ・電話番号 ・振込口座名 ・口座番号 ・契約番号、会員番号 ・〇万円の過払い金を返還請求する旨の内容 |
話し合いで交渉(任意交渉)
プロミスへ、過払い金返還請求書と引き直し計算書を送ったあと、引き直し計算をもとに発生した過払い金の返還率、過払い金を返還するまでの期間を話し合いで交渉するために、プロミスの担当者から電話で連絡がきます。
過払い金請求の裁判
取り戻せる過払い金の金額が変わる裁判の争点
プロミスから借り入れを繰り返している場合は、取り戻せる過払い金の金額が変わる可能性があります。
プロミスから繰り返している借り入れが、一連の取引としてあつかわれるか、分断された取引としてあつかわれるかが、裁判の争点になります。
例えば、同じ契約番号で借り入れを繰り返している、プロミスに1,000円未満の借り入れがある、いずれかのケースでは、借り入れが「一連の取引」としてあつかわれることで、取り戻せる過払い金の金額が多くなります。
一方で、繰り返している借り入れが分断された取引としてあつかわれると、それぞれの借り入れに対して過払い金を計算するので、取り戻せる過払いが少なくなります。
繰り返している借り入れが一連の取引か、分断された取引か、どのようにあつかわれるかを自分で判断することや、引き直し計算をすることはむずかしいので、司法書士や弁護士といった専門家に相談をするべきです。
プロミスから過払い金が振り込まれる
プロミスと話し合いで和解、あるいは裁判で判決が出たあと、プロミスとの和解を示す和解書や裁判の判決内容に応じた過払い金が、プロミスに指定した口座に振り込まれます。
過払い金請求を専門家に依頼していた場合は、司法書士や弁護士事務所の口座に過払い金が振り込まれたあと、相談料、着手金、基本報酬、成功報酬といった費用が差し引かれた金額が、手元に残る過払い金として振り込まれます。
司法書士や弁護士の費用・料金は過払い金から差し引かれる
過払い金請求を司法書士や弁護士といった専門家に依頼すると、相談料、着手金、基本報酬、成功報酬が、費用としてかかります。
司法書士や弁護士の依頼にしてかかる費用や報酬の定義、上限金額は、日本司法書士会連合会(日司連)や日本弁護士連合会(日弁連)のガイドラインで定められています。
司法書士に依頼した場合にかかる費用は、着手金、基本報酬といった定額報酬が合計5万円以下と定められていますが、弁護士に依頼した場合にかかる費用は、基本報酬が上限2万円と定められているだけで、着手金には上限が定められていません。
司法書士や弁護士といった専門家に依頼をする場合は、過払い金請求にかかる費用や相場について、電話・メールで相談、あるいは直接面談をするときに確認をするべきです。
プロミスの過払い金請求をするデメリットとメリット
プロミスの過払い金請求をするデメリットとメリットは、過払い金請求をする時点でのプロミスからの借り入れ状況によってちがいます。
借金を完済している方、いまも借金を返済中の方、それぞれの状況にあったデメリットとメリットを確認してください。
完済後にプロミスの過払い金請求をするデメリットとメリット
メリット
過払い金を取り戻せるプロミスから借り入れが不要になる
デメリット
プロミスから新たな借り入れができなくなる
借金の完済後にプロミスの過払い金請求をするデメリット
借金の完済後にプロミスの過払い金請求をするデメリットは、プロミスから新たに借り入れることができなくなることだけです。
ただし、過払い金の時効が成立したり、、プロミスが倒産したりすると、過払い金請求をすることができなくなり、過払い金が発生していても1円も取り戻すことができません。
借金の完済後から時間がたっている方は、1日でもはやく過払い金請求をすべきです。
借金の完済後にプロミスの過払い金請求をするメリット
借金の完済後にプロミスの過払い金請求をするメリットは、過払い金を取り戻すことができることです。
プロミスから取り戻した過払い金を生活の資金にすることができるので、生活を少しでもラクにすることができる可能性があります。
生活がラクになれば、今後も新たな借り入れをしなくてよくなるかもしれません。
借金の返済中にプロミスの過払い金請求をするデメリットとメリット
プロミスの借金が50万円、過払い金が100万円
プロミスの借金が100万円、過払い金が50万円
例①では、プロミスの借金よりも過払い金が50万円多いので、過払い金をプロミスの借金の返済にあてることで、残った過払い金が手元に戻ってきます。
例②では、プロミス、ポケットバンク、アットローン、クラヴィスの借金、プロミスJCBカードのショッピング利用の残高の返済に過払い金をあてても借金が残るので、借金の返済中にプロミスの過払い金請求をする状況になります。
借金の返済中にプロミスの過払い金請求をする場合、ブラックリストに載るデメリット、返済中の借金を減額できる、毎月の返済の負担を減らす交渉ができるメリットがあります。
メリット
プロミスに返済中の借金を減額できる将来の利息カットや返済期間を見直しする交渉ができる
デメリット
ブラックリストに載る
借金の返済中にプロミスの過払い金請求をするデメリット
プロミス、ポケットバンク、アットローン、クラヴィスの借金、およびプロミスJCBカードのショッピング利用残高が、返還される過払い金よりも多い場合は、貸金業者と交渉をして、過払い金を差し引いて残った借金を減額する任意整理の手続きをします。
返済の延滞を繰り返したり、借金を滞納したことがある方は、すでにブラックリストに載っているので、過払い金請求をするべきです。
過払い金がいくら発生するかは、貸金業者との取引履歴から払いすぎていた利息を計算する「引き直し計算」をすることでわかります。
引き直し計算をして、発生する過払い金がプロミス、ポケットバンク、アットローン、クラヴィスの借金、およびプロミスJCBカードのショッピング利用残高より多いか、少ないか、結果が分かってから過払い金請求をするかしないかの判断をすることができます。
借金の返済中にプロミスの過払い金請求をするメリット
借金の返済中にプロミスに過払い金請求をして、過払い金が発生すればプロミス、ポケットバンク、アットローン、クラヴィスの借金、およびプロミスJCBカードのショッピング利用の残高の返済に過払い金をあてることで、借金を減額することができます。
また、発生した過払い金が借金の残高よりも多ければ、借金を完済することができます。
発生した過払い金で借金が完済できなければ任意整理をすることになりますが、将来発生する利息をカットする、返済期間を見直して延長することができれば、毎月の返済をラクにすることができるようになります。
プロミスの過払い金請求によるクレジットカードとローンへの影響
三井住友銀行カードローン
プロミスは、三井住友銀行カードローンの保証会社となっています。
プロミスの過払い金請求が、三井住友銀行カードローンの借り入れに影響することはありません。
住宅ローン・自動車ローンへの影響
プロミスの過払い金請求が、返済中の住宅ローン・自動車ローンに影響することはありません。
過払い金請求をした後に、新たな住宅ローン・自動車ローンの審査に影響することもありませんが、プロミス、ポケットバンク、アットローン、クラヴィスの借金、およびプロミスJCBカードのショッピング利用の残高が、返還される過払い金よりも多い場合は、貸金業者と交渉をして、過払い金を差し引いて残った借金を減額する任意整理の手続きをします。
任意整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラックリストに載ります。住宅ローンや自動車ローンの審査は、申し込み時の年齢、年収といった情報だけでなく、信用情報機関の情報も対象とするので、ブラックリストに載るとローンの審査に通りにくくなります。
プロミス、ポケットバンク、アットローン、クラヴィスからの借り入れで延滞を繰り返したり、滞納したことがある方は、すでにブラックリストに載っているので、ローンの審査を気にすることなく過払い金請求をするべきです。
ポケットバンク・アットローン
プロミスは、ポケットバンク、アットローンと吸収合併しました。2008年4月20日以前からポケットバンクで借り入れし方は、プロミスに過払い金請求することができます。
アットローンで借り入れした方は、利息制限法で定められた上限金利内の借り入れしているので、過払い金請求ができません。
プロミス、ポケットバンク、アットローン、クラヴィスの借金、およびプロミスJCBカードのショッピング利用残高が、返還される過払い金よりも多い場合は、貸金業者と交渉をして、過払い金を差し引いて残った借金を減額する任意整理の手続きをします。
任意整理をすると、信用情報機関に事故情報が登録される、いわゆるブラックリストに載ります。ブラックリストに載ると、プロミスだけでなく、すべての貸金業者から新たな借り入れをすることができなくなります。
ポケットバンク、アットローンからの借り入れの返済で延滞を繰り返したり、滞納したことがある方は、すでにブラックリストに載っています。過払い金請求をすることでブラックリストに載る心配をする必要がないので、迷わず過払い金請求をするべきです。
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